食べてダイエット

ダイエット、美容、健康において、切っても切れないキーワード「代謝」。 さて、この「代謝」って、そもそも何でしょう? 

ウィキペディアで調べてみた

 

代謝(たいしゃ、metabolism)とは、生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のことであり、新陳代謝の略称である。

 

とあります。なんだか難しいですね…。

 

▶「代謝」のウィキペディアのページはこちら

 

そもそも代謝ってなに?

 

代謝(基礎代謝)とは簡単にいうと、内臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を維持したりなど、生きていくため、体を動かすために使われる基本的なエネルギーのことです。

 

「1日の総消費エネルギー」言われると、仕事や家事などをするための、日常生活での消費エネルギーが大部分のように思えますが実は、基礎代謝が70%も占めているんです。

 

基礎代謝が70%ということは、運動とか、そういったことをしないで1日生きていくだけで、エネルギーの70%を消費するという意味。

 

ということは、摂取するエネルギー、つまり食べる量よりも消費するエネルギーが上回れば、体脂肪は自然と減少する。つまり「痩せる」ということです。

 

今説明したとおり、消費エネルギーの70%は基礎代謝なのですから、いかに基礎代謝を上げることがダイエットにつながるかは想像に難しくないと思います。

 

しかし、この「基礎代謝」多少の個人差はありますが、20歳頃をピークに基礎代謝は減っていきます。

 

だからこそ、代謝を上げる食べ物を積極的に摂っていれば、体脂肪を減らす体質に近づけることができるのです。

 

そこで、代謝を上げる成分をピックアップしてみました。

代謝を上げる主な成分

 

  • リコピン
  • アリシン
  • カプサイシン
  • アホエン
  • アミノ酸
  • ナットウキナーゼ
  • ジンゲロール
  • ビタミンE ビタミンB1 カルシウム
  • ルチン
  • スルフォラファン
  • オメガ3脂肪酸
  • カテキン
  • 酵素

代謝を上げる食べ物15のリスト

 

代謝を上げる成分をピックアップしても、何がどの食べ物に含まれているのかわからないので、これらの代謝をあげる成分の含まれている食べ物を以下に紹介します。

普段の食事で以下の食べ物を意識して食べるだけで、代謝が上がり、結果ダイエットにもつながるのです。

血液に作用系

血液に作用する成分が含まれている食べ物

1. トマト

 

赤い色素「リコピン」が含まれている。

 

【リコピンの作用】

 

  • 血中の悪玉コレステロールを減らす
  • 血液をきれいにする
  • 強い抗酸化作用で硬くなった血管をしなやかにする

 

血液と血管の両方に作用し、血液が全身に巡りやすくなりるので、代謝アップにつながります。

2. にんにく

 

玉ねぎにも含まれている「アリシン」、「アホエン」が含まれている。

 

【アリシン、アホエンの作用】

 

  • 強力に血液の汚れを取る

 

血液がキレイになることで、体の隅々まで行き渡り、体温が上昇して、代謝アップにつながります。

3. 納豆

 

納豆の特有成分、「ナットウキナーゼ」が含まれている。

 

【ナットウキナーゼの作用】

 

  • すでにある血栓を溶かす
  • 血栓ができるのを防ぐ

 

納豆も、血液の循環を良くする働きがあるため、代謝アップにつながります。

支援系

代謝されやすくなる体を作る

4. ゴマ

 

ビタミンE」が含まれている。

 

【ビタミンEの作用】

 

  • 細胞の働きを活性化させる

 

エネルギーは細胞で代謝されるので、他の成分とはまた違ったアプローチで代謝アップをサポートしてくれます。

5. 硬水(ミネラルウォーターなど)

 

カルシウム」が含まれている。

 

【硬水(ミネラルウォーターなど)の作用】

 

  • 体の生理機能、代謝機能を整える

 

代謝の「促進」などではなく、整えるという側から代謝アップをサポートしてくれます。

肝臓支援系

主に肝臓に作用する

6. ブロッコリースプラウト

 

スルフォラファン」が含まれている。

 

【スルフォラファンの作用】

 

  • 肝機能をアップさせて、脂肪の代謝利用を高める。

 

肝機能をアップさせるという側からの代謝アップサポートです。

7. 緑茶

 

カテキン」が含まれている。

 

【カテキンの作用】

 

  • 肝臓内の酵素(β酸化関連酵素)を増加させて、脂質の代謝を促す。

 

肥満の原因である糖質に並ぶ脂質の代謝を促すことで代謝アップにつながります。

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代謝促進系

代謝を促進させる成分が含まれている

8. 生姜

 

辛み成分でもある「ジンゲロール」が含まれている。

 

【ジンゲロールの作用】

 

  • 加熱すると、ショウガオールという成分に変化し、血流をよくする
  • 代謝促進する

 

唐辛子と同じく、体が温まることで体感しやすいと思います。これも代謝アップにつながります。

9. 玉ねぎ

 

硫化アリル「アリシン」という物質が多く含くまれている。

 

【アリシンの作用】

 

  • 体内の消化液の分泌を促してくれる
  • 体を温める

 

食べ物の消化を助け、体温を上げるてくれるため、代謝アップにつながります。

10. 唐辛子

 

カプサイシン」が含まれている。

 

【カプサイシンの作用】

 

  • エネルギーの代謝に関わるホルモンの分泌を促す

 

代謝を高めて脂肪を燃焼させる代表格です。

11. 黒酢

 

黒酢は酢の中で、特に「アミノ酸」を多く含んでる。

 

【アミノ酸の作用】

 

  • 基礎代謝の維持を維持する
  • 基礎代謝を高める

 

20歳より低下していく基礎代謝を維持したり、高めてくれることで、代謝アップにつながります。

12. くるみ

 

オメガ3脂肪酸」が含まれている。

 

【オメガ3脂肪酸の作用】

 

  • 代謝を活性化させる

 

代謝が活性化されるので、これも代謝アップにつながります。

13. 豚肉

 

ビタミンB1」が含まれている

 

【ビタミンB1の作用】

 

  • 糖質の代謝する

 

お米やパンなど、炭水化物(糖質)を摂りやすい食生活をしている人が多い日本なので、ぜひ。

14. 蕎麦

 

ルチン」が含まれている。

 

【ルチンの作用】

 

  • 脂質の代謝をする

 

残念なことに、ルチンは蕎麦の茹で汁に多く流れてしまうので、蕎麦を食べるた時は、そば湯まで摂るようにしてください。

15. 生フルーツ(種類を問わない)

 

酵素」が含まれている。

 

【酵素の作用】

 

  • 体内の代謝酵素の量を増やす

 

生フルーツに含まれた酵素が代謝アップを手伝ってくれます。

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